ブルガリ ビーゼロワンリングが壊れやすい理由について。
また、様々な事例も画像にて紹介しております。
当店では数々のビーゼロワンリングの修理を行ってきました。
ビーゼロワンリングはカチャカチャとわずかに稼動する仕組みになっています。
2枚の薄い地金がコの字になっていて、互いにテンションを掛け合い支え合っています。
2つの螺旋状になっている金属同士が絡み合うように作られています。
どうしても構造上、薄い地金同士が噛み合っているだけなので、製品の性質上、壊れやすいデザインになっています。
また、壊れ方も千差万別です。
比較的軽い症状の物もあれば、どうしたらこんな壊れ方になるの?的な物も存在しています。
アイテムの種類
リング
ブランド名
BVLGARI
型番
ビーゼロワンリング B-zero1
素材
K18 イエローゴールド(YG) ピンクゴールド(PG) ホワイトゴールド(WG)
加工内容
新品仕上げ ・ 変形修理
様々な症状の事例を画像にて紹介します
当店ではできる限りバネ性は生かして修理したいと考えていますが、そもそも無理矢理外れた螺旋の部分のみを修復するのは奇跡に近い確率です。
完璧に修理するには、指輪の両側面の『B V L G A R I・B V L G A R I・』と刻印されている蓋みたいな物を外すことができれば、ほぼほぼ完璧な修理ができるのですが、そんなに都合良く外れてくれることも無く、断念してしまうケースがほとんどです。
ただし、損傷具合が浅く、斜めの方向に力を加えた場合カチャっとハマってくれるケースも存在します!
そもそも、壊れる原因の大半は指輪の外し方に問題があります。
指輪は必ず手前側から引っ張るのでは無く
根元側から指先に向けて負荷がかかるように外してくださいね!!
結論として、直る場合、直らない場合はケースバイケースとなります。
できる限り全力で対応して参ります!
ビーゼロワンリングのバネの伸びてしまった修理は多い時で、月に10本程度修理することもあります。
全国対応しておりますので、お困りの場合は、是非とも当店にご相談いただけますと幸いです^^